意外と奥深い!チーズケーキの起源や由来、歴史について

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意外と奥深い!チーズケーキの起源や由来、歴史について

ケーキの中でも人気が高いチーズケーキ。

大きく分けるとレアチーズケーキやベイクドチーズケーキの2種類がありますよね。

どちらも食感や味わいが違って、それぞれに魅力があります。

世界的にも愛されているチーズケーキはアレンジがしやすく、さまざまな食材と相性がいいことからも、国や地域によってもオリジナル性に富んだチーズケーキが誕生しています。

今回はそんなチーズケーキの由来や歴史について学んでいきましょう。

チーズケーキの由来はギリシャにあった?

チーズケーキはその名の通り、チーズが主役のケーキなので、チーズケーキと呼ばれています。

シンプルに、チーズを使って作ったケーキを「チーズケーキ」と呼び、親しまれています。

チーズケーキの中にも、冷たくしてデザート感覚で食べられるレアチーズケーキ、温製のベイクドチーズケーキ、湯煎焼きのスフレなどに分けられます。

市販では、チーズ入りのバターケーキが「チーズケーキ」の名称で売られていることがありますが、これは厳密にはチーズケーキとは言いません。

チーズの由来について明確なことはわかっていませんが、古代ギリシャ時代よりも昔、アラビアの遊牧民たちによって生み出されたという説が有力です。

古代ギリシャ人の発見から生まれたチーズの歴史

チーズケーキの起源は、古代ギリシャで親しまれていた「トリヨン」という食べ物にあります。

トリヨンは牛乳や小麦胚芽、ラード、卵、新鮮なチーズを混ぜて作ります。

これをいちじくの葉で包んで、チキンスープなどで茹でます。

茹であがったらいちじくの葉を取って、甘いハチミツをかけて食べていました。

このトリヨンは、イメージ的には現在のプリンに近い仕上がりでした。

その後、トリヨンのようなチーズを使ったお菓子が世界的に広まり、原型を変えてさまざまにアレンジしたものが作られるようになります。

チーズの歴史は古代ギリシャに遡ります。

ギリシャ人は当時、飲料として動物の乳を入れて行動していました。

しかしながら、いざ飲もうとすると、中から出てきたのは白いかたまりと透明な水だけでした。

この白いかたまりこそ、チーズだったのです!

こうして発見されたチーズはまたたく間に広がり、古代ギリシャで親しまれるようになっていったのです。

日本では明治時代に西洋の文化が取り入れられるようにあり、チーズも積極的に輸入するようになります。

日本では当時、チーズを「チース」と記載しており、岡本半渓著の和洋菓子製法独案内では、スライスチーズを混ぜて作ったケーキを、「ライスチースケーキ」というお菓子として出していました。

昭和になって冷蔵庫が普及すると、生クリームを使ったケーキも登場してきて、ケーキの種類が日本でも豊富になってきました。

それに伴い、クリームチーズやカッテージチーズを使ったレアイチーズケーキも開発され、人気が出てきたのです。

メディアもこのようなチーズを使ったケーキに注目し、日本でも洋菓子の一つとして愛されるようになりました。

チーズケーキの意味

チーズを主役としたケーキは「チーズケーキ」と呼ばれるのが一般的ですが、その呼び方は現在、チーズケーキのようなデザートにも使われています。

例えばチーズケーキヨーグルト、チーズケーキアイスクリーム、チーズケーキブラウニー、

チーズケーキクッキーなど、チーズケーキの風味でアレンジしたデザートも続々と出てきています。

アメリカのチーズケーキといったら「ニューヨークチーズケーキ」!その語源とは…

チーズケーキの中で人気が高いものに、「ニューヨークチーズケーキ」がありますよね。

日本でもニューヨークチーズケーキがメニューにあるカフェやケーキ屋さんがあり、好きな方も多いのでは?

私もチーズケーキの中で、一番ニューヨークチーズケーキが大好きです。

しっかりとしたテクスチャーと濃厚なチーズの味がたまりません。

チーズケーキが無性に食べたくなった時は、ニューヨークチーズケーキを食べるといつも

気がおさまります。

それくらい大きな満足感が得られるチーズケーキです。

しかしニューヨークチーズケーキは、レアチーズケーキなのかベイクドチーズケーキなのか、どちらか不明という人もいるのでは?

結論から言えば、ベイクドチーズケーキの一つとして考えていいです。

というのも、ニューヨークチーズケーキはケーキの底にグラハムクラッカーを敷いているのが特徴で、湯煎焼きして作っています。

湯煎焼きすることにより、口当たりはしっとりなめらかなテクスチャーで、軽いデザート感覚で食べる冷えたレアチーズケーキとは違います。

ニューヨークチーズケーキの語源についてですが、ユダヤ料理から生まれたものです。

ユダヤ料理のお菓子の一つにチーズケーキがあり、これが後に、ニューヨークに移住した移民たちから広まっていったのです。

ユダヤ料理がきっかけで誕生したのであれば、ニューヨークチーズケーキではなく「ジューイッシュ(=ユダヤ)チーズケーキ」でも良さそうですが…。

ジューイッシュチーズケーキをもとに、生地の底にグラハムクラッカーを敷いて、ニューヨークメソッドでもある「はじめは高温で焼き色をつけ、その後超低温でじっくり焼き上げ、火の消えたオーブンの中でゆっくり冷ます」という焼き方がとられているため、ニューヨークチーズケーキとされています。

ユダヤ人とういよりも、アメリカ人らしい作り方だからニューヨークの名前を生かしたのですね。

発祥はユダヤ料理でも、製法はニューヨーク流なのでニューヨークチーズケーキということです。

アメリカ人が好むこんがりとしたトップとクリーミーな中身が絶妙にマッチしていて、もちろんアメリカのニューヨークには、ニューヨークチーズケーキを自慢にしているお店がたくさんあります。

チーズケーキにはいろんな楽しみ方がある!チーズケーキの種類

チーズケーキには複数の製法があり、1種類だけの型にはまりません。

そのため、好みに応じてさまざまな楽しみ方ができるのもいいですよね!

一般的によく知られる人気のチーズケーキの種類には、次のようなものがあります。

・レアチーズケーキ

・ベイクドチーズケーキ

・スフレチーズケーキ

・ニューヨークチーズケーキ

皆さんはどのチーズケーキがお好きですか?

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