茶寿器(京菓匠 甘春堂/京都)
京都の「食べられる器」はご存知ですか?
一見茶寿器(ちゃじつのうつわ)といって、お茶をいれるための器なのかな~と思いきや、
実は食べられるんです。遊び心満点の京菓子です。
干菓子でできた茶寿器
茶寿器とは京都の有名なお菓子で、食べられる器の事です。いくつかの店舗で茶寿器を販売していますが、たいてい干菓子でできています。
特に甘春堂さんの「茶寿器」が人気のようで、食べる前に抹茶や煎茶を中に入れて飲む事もできます。
最後に割って食べる楽しみ
茶寿器は干菓子でできているので、飲み物をいれるとだんだん飲み物の汁けが茶寿器に浸透してきて器の形が崩れてくるので、割って器を食べます。
目安としては、数回飲んだら浸みてくるでしょう。
いつ浸みてくるかわからないドキドキ感もありますね。
茶寿器を販売している甘春堂さん
甘春堂さんとは、七條甘春堂さんの他にも京菓子工房 都 さんでも作られています。販売されていませんが、プレゼントとしてネットから入手する事も可能なので、逐一チェックしておくといいでしょう。
茶寿器を食べてみた人の感想
「お菓子でできている器という事で興味を持ち、食べてみました。
最初は抹茶をいれて飲んでいましたが、だんだん抹茶がしみてきて柔らかくなってきたので食べました。干菓子でできているので本当にお菓子を食べているかのように甘くておいしいです。器のようで器ではないところが面白いです。無駄がなくていいですよね。」