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麦だんご(川田光栄堂/大歩危・小歩危・祖谷渓)
麦だんごは脇町に伝わる端午の節句のお菓子です。大麦の風味とモチモチした食感が特徴です。
川田光栄堂が製造するお菓子
麦だんごは川田光栄堂が製造しているお菓子です。川田光栄堂と言えば昭和22年に創業され、今では脇町に2店舗構えています。脇町に昔から伝わる郷土菓子が「麦だんご」です。麦刈りの時期と重なる旧暦の5月5日に、収穫した麦を粉にして作ったおだんごを山からとってきた葉で包みこみ、柏餅やちまきと一緒に子供の成長を祝ったとされます。
端午の節句の定番菓子は今も尚地元に根付き、大麦の素朴な味わいを一年中楽しめるようになっています。
子供の成長を記念したおだんご
ちょうど麦刈りの時期と重なり、収穫した麦を粉にしておだんごを作り、ちまきや柏餅と一緒に子供の成長をお祝いしています。昔は山へ葉をとりにいき、各家庭で麦だんごを作っていましたが、今ではご家庭で作ることはあまりありません。以前は夏だけしか出ない商品でしたが、現在は一年中販売しています。
日持ちは2日間、冷蔵保存なら2週間
日持ちは2日間ですが、冷蔵庫に保存していれば2週間もつでしょう。ただし冷蔵庫に入れているかたくなってしまうので、葉をとってオーブンで焼く、レンジで温めるなどするとおいしく召し上がれます。