聖護院 生八ツ橋(京都市・左京区・聖護院・山王町)
突然ですが、生八ツ橋はお好きですか?
私は大好きです。
ただの八橋も好きですが、中身の入っていない、皮だけの生八ツ橋はもっと好きです。
八橋の何が美味しいって、中の餡子よりも皮だと思います。
皮がモチモチしていて喉越しもなめらかだから、八橋の美味しさも引き立つのだと思います。
生八ツ橋といったら聖護院
井筒八ツ橋本舗でも八橋を出していますが、京都の本場の八橋と言えばやはり聖護院。
ふっくらとした生地に、ニッキの風味が香っているのが特徴です。
聖護院では、生八橋も出しています。
1689年に創業した「聖護院八ツ橋」は、聖護院の森でオープンし、八橋の元祖とも言われている老舗です。
創業から変わらない味を守り続けているため、今でも職人さんが、一つずつ丁寧に手作業しているようです。
シンプルな材料で作っています
聖護院が、生八橋を作る時に使う材料は、とてもシンプルです。
・米粉
・ニッキ
生八橋ならではのもちもちとした食感は、小麦粉ではなく米粉を使っているからだったのですね!
確かに小麦粉を中心に作られていたら、シューマイやワンタンの皮のように平べったくかためにできてしまい、ふっくらとしません。
感触もモチモチしないでしょう。
生八橋がおいしいワケが、また一つ分かりました!