温泉まんじゅう(ゑふや製菓所/湯河原・真鶴)
温泉街と言えば温泉まんじゅうですよね。
温泉まんじゅうは、温泉土産の定番ですが、素朴で懐かしい味が、今でも多くの人に親しまれています。
温泉まんじゅうって何?
温泉まんじゅうは、温泉地で売られているお饅頭のことです。
生地に温泉水を使い、蒸しているプロセスによって、温泉の蒸気を使うことからつけられたとされます。
これによって、生地はふっくらとできあがるでしょう。
適した高温の蒸気が確保できる温泉は限られていて、多くは単なる土産物としての饅頭です。
万葉集にも登場してきた温泉饅頭
温泉饅頭は万葉集の中にも登場してくるほど、多くの作家や画家も注目していた和菓子で、
湯河原温泉の定番土産として有名です。
この源泉は、数十万年前に活動を終えた湯河原火山の浸食カルデラ内にあって、今でも摂氏88度の高温で湧き出ています。
このような歴史深い温泉街を散策してみると、様々なお店で温泉まんじゅうを売っているのがわかるでしょう。
しかしながら、温泉街によくある観光客向けの「温泉まんじゅう専門店」は一軒もありません。それぞれのお店で和菓子の一種類として丁寧に作られています。
完成度の高い温泉まんじゅうが販売されています。色々な店の温泉饅頭を、食べ比べてみるのも面白そうですね。