丸房露(御菓子司 鶴屋/佐賀市・鳥栖)
丸房露(まるぼうろ)は柔らかくてサクサクした食感の楽しめるお菓子で、佐賀県を代表する銘菓の一つです。
丸房露って何?
丸房露とは鶴屋の2代目・太兵衛さんがオランダ人から直接その製法を学び、代々独自に改良を加えながら受け継いできたお菓子です。味は卵風味で、飽きない味わいが楽しめます。370年の年月を経て親しまれています。丸房露は何のトッピングもなく、ごくシンプルな形のお菓子なのに、全国的にも佐賀だけでたくさん食べられているのだから不思議です。
長崎の銘菓と言えばカステラが挙げられますが、カステラの原材料は小麦粉に砂糖、卵ですよね。伝統の味「丸房露」には黒糖を加え、他にはない独自の黒糖丸房露に仕上がっています。自然で良質な素材だけを使っているので、より一層深いお菓子です。まろやかな黒糖としっとりしたハチミツの2種類を、ぜひお楽しみください。
もっと美味しく丸房露が食べられる方法
口が広めのカップにミルクを注ぎ、丸房露をひたしてレンジで温めてください。1分~1分半で、マルボーロはカップいっぱいに膨らみ、香り高い丸房露プリンができあがるでしょう。
丸房露発祥の地でもあるポルトガルでは、真夏にも熱いうちに食べるお菓子が愛されています。オーブントースターで1分ほど軽く焼くと周りはカリカリ、中はほんわか焼きたてでさらにおいしくなります。