ずんだ餅(菓匠三全/鳴子温泉・栗駒)
ずんだ餅と言えば、枝豆の香ばしい香りが豊かな宮城・仙台名物です。
ずんだ餅って何?
仙台土産の定番と言えば「ずんだ餅」でしょう。
ずんだ餅はすりつぶした枝豆を餡に用いる餅菓子であり、南東北や宮城県を中心に広まった和菓子です。
三大仙台名物の一つであり、笹かま、牛たんと並んで人気です。
ずんだ餅は枝豆を使って作るのが普通ですが、場合によってはインゲン豆やエンドウ豆を使う事もあります。
豆が変われば風味も変わるので、是非味に注目しながら食べてみてください。
今でも家庭に伝わる家庭の逸品
仙台では郷土料理として、今でも親しまれています。
ずんだ餅は枝豆の明るい黄緑色と、独特の甘い風味と口当たりがやみつきになってしまいます。
おいしいだけでなく、枝豆は健康的な食品でもあるので、名物としてお盆などの行事のみならず、一年中楽しめるようなお餅です。このおいしさは、いまだに受け継がれています。
アレンジも豊富
ずんだ餡はお餅以外にも、乳製品やパンケーキなどにも使えて用途が広いものです。
一般的な作り方としては、枝豆をゆでて薄皮をとってつぶし、お砂糖と塩を混ぜ合わせます。このずんだ餡をお餅にまぶしたらできあがりです。
普通はすり鉢ですりつぶすものですが、フードプロセッサや包丁などで細かく切り刻むものもあり、様々です。