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逸口香（楠田製菓本舗／佐賀市周辺・鳥栖）
佐賀スイーツには様々なものがありますが、その中には「逸口香」（いっこうこう）と呼ばれる変わったお菓子があります。
逸口香は初めて食べる人にとっては少し不思議に感じるお菓子です。
逸口香の特徴って？
逸口香は皮がカリカリしていて、香ばしい風味のするお菓子です。佐賀のお土産としておすすめです。見た目はキャラメルで焼き上げたお菓子のようで、手の平サイズの小型パンケーキのようにも見えてきます。どら焼きにも似ていますが、そのいずれでもないオリジナルの佐賀名物です。
一口食べてみると中は空洞になっていて、餡子もクリームも何も入っていません。
パリパリした食感の生地は小麦粉でできていて、内側には黒糖がコーティングされているのでキャラメルのような色になっています。
皮は薄いので、歯触りも自然で舌を邪魔しません。
イメージ的に近いと言えば、「薄焼きの軽いおせんべい」です。中は完全に空洞ですが、表面の皮はよく焼けていてカリっとした食感が魅力です。
シンプルで素朴なところがいい
逸口香の味はいたって素朴で、昔懐かしい味がします。これといって強烈はなく個性的なお菓子とは言えませんが、普通でありつつも不思議な感じのするお菓子です。
つかみどころがないところがまたいいのかもしれませんね。
見た目も味も気取らず、お茶の間でゆっくり食べたい銘菓です。シンプルなお菓子がお好みの方には特にオススメです。
