安倍川もち(やまだいち/静岡市・清水・焼津)
安倍川もちは、静岡の銘菓として知られているものです。
静岡で何かお土産をと思った時にひあ、ぜひ買ってみてください。
安倍川もちってどんなもの?
安倍川もちは、和菓子の一つで、静岡名物としてよく知られています。本来であれば、付きたてのお餅にキナコをまぶして、その上から白砂糖をかけた甘いお餅です。
現在では、黄な粉をまぶしたものとこし餡を絡めたものの2種類あり、一皿に盛った物が一般的です。
静岡が東海道五十三次の府中宿と呼ばれた時代から、安倍川もちはおいしいものとして名物番付の上位になりました。
静岡銘菓として有名な安倍川もち
今日に至るまで、静岡を代表する名物として広く愛されてきた「安倍川もち」ですが、その由来には複数の説があります。
400年ほど昔、慶長の頃までさかのぼります。
江戸時代から東海道名物として広く知られた安倍川もちを、戦後初めて復活させたのがやまだいちです。
やまだいちの「安倍川もち」は、静岡土産の代名詞としても、多くの人に親しまれています。
安倍川もちは全国どこでも買えるものではなく、静岡でこそ買えるものです。
ここに、地元の名物を大事に守ってきた自信とこだわりがあります。
きなこと餡が絶妙
安倍川もちのおいしさを引き立てているのが、キナコと餡子です。
キナコは国産大豆を使っていて、豆の煎り方や挽き方も工夫しています。
きめ細かくて香りが良く、淡い色合いが特徴です。
餡子の小豆には北海道産の小豆を使い、自家製の上質なこし餡を使って綺麗な紫色に仕上げています。