幽霊子育飴(みなとや幽霊子育飴本舗/京都)
幽霊子育飴は女幽霊が子育てに使ったという言い伝えのある伝統的な飴です。ちょっと変わったネーミングですが、京都銘菓として有名です。
幽霊子育飴の気になる由来って・・・?
昔、毎晩飴を買いに来る女性がいました。ある夜店主がその女性の跡をつけてみると、
女性は墓で姿を消してしまいます。この事を店主がお寺の住職に話してみると、土の中から赤ちゃんの泣き声が聴こえてきました。泣き声のする土を掘ってみると、そこには女性の遺体と赤ちゃんの姿があったのです。そしてその赤ちゃんは、飴をしゃぶっていたのです。それ以来、女性が飴屋に来る事はぱったりなくなりました。この事からも、女性は育児のために飴を買いに来ていたという説が生まれ、幽霊子育飴と名付けられたのです。
幽霊子育飴は通販なし、店頭販売のみ
幽霊子育飴は、みなとや幽霊子育飴本舗で作られている飴です。みなとや幽霊子育飴本舗は京都市東山区にあり、近くには六波羅蜜寺があります。幽霊子育飴本舗の歴史は450年以上にも渡り、老舗の飴屋さんです。お店では幽霊子育飴が90g300円で売られていて、幽霊子育飴だけではなく、煎茶や玉露、宇治ほうじ茶を買う事もできます。幽霊子育飴は残念ながら通販がなく店頭販売だけになるので、京都に訪れる機会があったら貴重なチャンスです。
幽霊子育飴はすぐ腐ってしまうものではないので、京都土産として気軽に買ってみてくださいね。