しお学舎の塩けんぴパリッ(モクモクしお学舎/尾鷲氏古江町)
しお学舎の塩けんぴパリッは、地域活性化のために作られたスナック菓子です。
はじめは、一般的な蜜でコーティングした「芋けんぴ」を試行錯誤して作りました。
その時こだわったのが、パリ、ポリッとした楽しい食感です。
サツマイモと塩の風味が両方楽しめる!
けんぴといったら、サツマイモが原料の、スティック状のお菓子が思い浮かびますよね。
しお学舎の塩けんぴパリッは、薄く短冊状にカットして、食べやすい形にしています。
揚げるプロセスにおいては、一度にたくさんのサツマイモを揚げてしまうとどうしても食感にばらつきが出てしまいます。
そこで、一度で揚げられる塩けんぴの量は、たった500グラム程度になります。
そして100kgのさつまいもから、たった30kg程度しか作られないでしょう。
低音でじっくり時間をかけて
普通の揚げ物と言えば高温で揚げるのが一番ですが、しお学舎の塩けんぴパリッの塩けんぴは、低音でじっくりと時間をかけて揚げています。
これも、おいしさの秘密です。
サツマイモの水分を飛ばしながら揚げられる、他とは違う食感と旨みが引き出せるのです。
素材の持つ味を生かして、素揚げしたサツマイモにパウダー状にした砂糖と塩を合わせた優しい塩味のお菓子です。
蜜で周りをコーティングした重量のある芋けんぴとは違って、サツマイモの味がしっかり味わえるようにと、パリッ、ポリッと楽しい食感にこだわっています。