佐賀のり しょうゆせんべい(三福海苔/佐賀市周辺・鳥栖)
佐賀のり しょうゆせんべいは、適度にかたくて、食べながらもおせんべいの香ばしい香りを楽しむことができます。
「全国ふるさと食品中央コンクール」農林水産省総合食料局長賞も受賞したことがあります。
佐賀のり しょうゆせんべいってどんなお菓子?
佐賀のり しょうゆせんべいは風味豊で、どこか懐かしい味のするおいしさです。
平成15年度の「全国ふるさと食品中央コンクール」では農林水産省総合食料局長賞を受賞し、お米は低温貯蔵した国内産のもち米玄米を精米して使っています。
水は阿蘇外輪山水系の天然水にこだわり、しょうゆは天然醸造、上質の佐賀海苔を使って、素材のうま味を最大限に生かしています。
昔からある製法で丁寧に作り上げ、硬すぎず、適度なかたさが特徴です。姉妹品の「佐賀のり しおせんべい」もしょうゆせんべいと同様の製法です。
この二つを食べ比べてみるのも面白そうですね。
佐賀海苔がとれる有明海とは?
佐賀海苔を育む有明海は、広い干潟を持つ宝の海です。ムツゴロウをはじめ、有明海特有の珍しい魚介類が生きていて、古くから多くの恵みをもたらしてきました。
有明海には山々からの栄養分をたっぷり含んだ河川が流れ込み、適度な潮流によって川の真水と海水が混ざり合い、海苔養殖に最適な塩分濃度を作りだしています。
最大で6mという日本一の干満の差を活かした「支柱立て方式」の養殖法も、高品質の佐賀海苔が育つ理由の一つです。
満潮時には海水の栄養分やミネラル分をしっかり吸収し、干潮時には海面から海苔網を出して太陽の光をたっぷり浴びせて光合成を行います。これを繰り返すと口溶けの柔らかい豊かな香りと旨みの凝縮された海苔へと育っていくのです。