カラフルでポップなお菓子!3月3日のひなあられにはどんな由来や歴史があるの?

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カラフルでポップなお菓子!3月3日のひなあられにはどんな由来や歴史があるの?

ひな祭りの時によく食べられるお菓子に、「あられ」がありますよね。

丸くて色が可愛くて、一口でポっと食べられて手軽です。

サクサクしていて口の中ですぐ溶けてしまいますが、味がちゃんとあるのでつい後を引いてパクパク手が進んでしまうのですよね。

何個でも食べられてしまいそうです。

シンプルな塩味もおいしいですが、甘く味付けしたものや、ユニークな風味のひなあられもたくさん登場してきています。

可愛い見た目で女の子が好きそうなお菓子ですが、その起源や歴史はどのようなものなのでしょうか?

ここでは、ひな祭りや桃の節句の定番であるひなあられについてご紹介していきます。

あられの名前の由来

あられが作られるようになった由来には、次のような説があります。

・窯に残ったお米を使って作られた

・菱餅を食べやすいサイズに砕いてできたもの

菱餅というのは、桃色、白、緑色のお餅を3段に重ねたものですが、ひなあられも、基本的にこの3色を使っていることが多いです。

しかしこれは偶然ではありません。菱餅とひなあられには、関係があるのは事実なのです。

ひなあられの歴史は「ひな遊び」から始まった?

昔、「ひな遊び」という子供たちの人形遊びがありました。今で言うお人形さんごっこです。

このひな遊びが、毎年3月3日に行われる行事「ひな祭り」のルーツです。

ひな遊びでは、女の子たちは自分のお人形たちに、山や川まで美しい風景を見せてあげようと、外へ連れて行きます。

これはひな遊びの中でも「ひなの国見せ」にあたり、3月3日の風習となっていきました。

このひなの国見せの時、野外でも食べられるものとして持っていったお菓子がひなあられだったのです!

屋外でお腹が空いた時のために、おやつとして食べられていたと言います。

関東と関西では特徴が違っており、あられといってもバリエーションが豊富です。

大きな違いで言えば、味付けが関西と関東では異なります。

関東のひなあられは砂糖で味付けするため甘くなりますが、関西のひなあられは、醤油や塩で味付けしています。

また、関東のひなあられはお米を弾かせながら作っているため米粒のような形をしていますが、関西のひなあられはもっと大きいです。

ひなあられには願いが込められている?どんな意味があるの?

ひなあられは、うるち米を乾燥させたものに、炒ったお豆に砂糖をかけて甘く仕上げたものです。

通常は緑、ピンクなどの色をつけます。あられに直接着色するか、色付きの砂糖をあられにかけて色づけしています。

ひなあられには、意味が込められています。

ひなの国見せの時、外で食べるものとして持って行かれたひなあられは、外でも菱餅を食べられるようにと、菱餅を砕いて食べやすい形にしたと考えられています。

そのため、ひなあられに白やピンク、緑など色がついているのは当時の名残もあるのではないか?とも言われています。

ちなみに白は「清浄」の意味、ピンクは「魔よけ」、緑は「長寿」の願いがそれぞれ込められています。

また、この3色のあられを食べることによって、より健康的で長く生きられるという縁起の良い意味もあります。

あられの語源は雪?

あられは3月3日の桃の節句に食べる、あるいはお供えするお菓子で和菓子の一種です。

冬に空から降ってくる「あられ」に形が似ていることから、「あられ」と名付けられたという説もあります。

白や緑、ピンクのあられが多いですが、それぞれに意味があり、白は雪、緑は木の芽、桃色は生命を意味しているとも言われています。

3月3日は女の子の節句として「ひな祭り」が毎年行われます。

この日、女の子がいるご家庭ではひな人形を飾って桃の花を添え、菱餅やひなあられ、白酒を準備して、子供がこれからもスクスクと健康的に育つようにと、成長を祈ります。

ひなあられの種類は意外と豊富!どんな味があるの?想像できない味もある…

ひなあられのバリエーションは意外と多いです。

桜や海老味、海苔味、シンプルな塩味が一般的ですが、その他にもさまざまな味やトッピングがあります。

・豆あられ

・しょうゆorしょうゆバター

・ざらめ(砂糖)

・チョコレートあられ

・風船ひなあられ

・ゴマあられ

・昆布あられ

名前を聞いただけでもおいしそうですよね!

個人的に食べてみたいのは、しょうゆバターとチョコレートあられです。

ゴマやお豆は、食べたことがなくても何となく想像できます。

ざらめのあられが大好きでしたが、チョコレートのあられも甘くておいしそうです。

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