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見た目も名前も可愛いエクレアにはユニークな由来や歴史があった！
エクレアが食べたい！と思った時、コンビニに行けば手軽に買って楽しめますよね。
外側にはチョコレートがコーティングしてあって、中にはとろ～っとしたカスタードクリームが入っています。
生地はフワフワしていて、シュークリームにも似ていますよね。
あまり違いが分からない人もいるのでは？
また、「エクレア」という名前も響きが可愛くてステキですが、名前の由来は少し意外なものです。
そこで今回は、エクレアならではの由来や歴史、特徴について紐解いていきます。
エクレアの名前が可愛い！ちょっとおもしろい名前の由来
エクレアという名前って、おしゃれですよね。
響きが可愛くて、女性の名前のようにも聞こえます。名前からついロマンチックな意味がありそうだと想像してしまいますが…。
エクレアとは、フランス語の「エクレール」という言葉から来ています。
エクレールとは、フランス語で「稲妻」を表します。
ということで、エクレアという名前は女性の名前などではなく、形状が稲妻に似ている事からつけられたのです！
エクレアは細長くて、真中に割れ目がはいっていますよね。
その割れ目と、上からコーティングしているチョコレートをカミナリに見立てて「エクレア」と呼ぶようになったのです。
個人的にチョコレートはカミナリっぽくないと思いますが、生地に入った亀裂はわかる気がします。
一方で、こんな説もあります。
「エクレアの表面を覆っているチョコレートが溶けないうちに、そして中のクリームが飛び出さないように、稲妻のような速さで食べなければいけない」。
確かにエクレアは、ゆっくり食べていると外側のチョコレートが溶けてきてしまいますよね。
溶けないうちに食べた方がおいしいですし、食べやすいです。
よくエクレアを食べる人は、後者の説の方が真実味あるかもしれませんね。
エクレアの歴史はフランスにあり？
エクレアがどこで始まったかというのは、はっきりしたことがわかっていません。
しかし有力な説では、10世紀初頭にフランスで誕生したとされています。
料理家の多くは、「アントナン・カレーム」が開発したと信じています。
日本でエクレアが広く知られるようになったのは、児童作家である大石真が出版した「チョコレート戦争」という本がきっかけでした。
エクレアは、フランスの菓子店の中では最も基本的なお菓子とされています。
日本でいうショートケーキの位置づけに近いでしょう。
それだけにアレンジの幅が広く、シェフによって個性が光るスイーツと言えます。
ちなみにエクレアって、シュークリームに似ていると思いませんか？
形は違うものの、生地や中のクリームは全く一緒な気がします。
だから基本的な製法も同じなのでは？と予想しますが、確かに、生地は同じものが使われていることが判明しました。
ということは、違いは表面のチョコレートと形だけということになりますよね。
エクレアはシュークリームのバリエーションの一つで、生地は全く同じだったのです。
シュークリームが丸くて、エクレアは細長いです。エクレアは稲妻を表していて、シュークリームやキャベツを意味しています。これが大きな違いですね。
アメリカの一部地域ではエクレアは「ロング・ジョン」！その意味とは…
エクレアという名前は、どの地域でも共通しているわけではないようです。
例えばアメリカの一部地域では、エクレアは「ロング・ジョン」という名前で知られています。
ロング・ジョンは私たちがよく知るエクレアと全く同じなわけではなく、バー状になったドーナッツです。
これをエクレアとして、「ロング・ジョン」という名前で売っているのです。
メイプルシロップの風味をつけたものは、「メイプル・バー」と呼ぶこともあります。
エクレアの語源はフランス語の「エクレール」から
エクレアの意味はフランス語の「エクレール」=カミナリ、稲妻です。
エックレアの象徴と言えば、外側にかかったチョコレートのアイシング。フランス語ではエクレール・オ・ショコラと呼んでいます。
エクレアのクリームの種類はカスタードだけではありません
エクレアはシュークリームの一種で、シュークリームのように中身にはカスタードクリームが使われることが多いです。
しかしこれは最もスタンダードなエクレアであり、クリームの種類を変えて味を変えたものもたくさん登場しています。
シュークリームにさまざまな味があるように、エクレアも種類が豊富です。
カスタード以外のクリームの味も楽しめるので、ぜひトライしてみてくださいね。
・生クリーム
・チョコレートクリーム
・キャラメルクリーム
・モカクリーム
・抹茶クリーム
・フルーツフィリング
・マロンクリーム
