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食べると幸運になれる!?お祝い事やギフトにもぴったりなバームクウヘンの由来や歴史
ぐるぐる巻かれて中が空洞になっているお菓子バームクウヘン。
生地は密度が濃くてしっかりときめ細かく作られていますが、各地でさまざまなバームクウヘンの個性があり、お店ごとにも食感や味わいが違っています。
見た目は重量がありそうなのに、口に入れてみるとふんわりと軽く溶けていくような食感にものもあれば、もっちりと食べ応えのある凝縮したバウムクーヘンもあります。
また、アレンジもしやすいため、チョコレートや抹茶味など、他の食材とあわせて作ることもあります。通常のバームクウヘンはきつね色ですが、チョコレートを加えてマーブル状の模様にしているものもあります。
いろいろな楽しみ方ができるバウムクーヘンの起源は、どこにあるのでしょうか?
名前の由来や歴史について紐解いていきます。
バームクウヘンの名前の由来は木にあった!?幸福になれるお菓子
バームクーヘンが誕生したのはドイツで、バームクウヘンという名称もドイツ語です。
「バーム」とは、「木」を意味していて、「クーヘン」は「ケーキ」を表しています。
ということは、つなげると木のケーキという意味になりますよね。
しかし、お菓子のバームクウヘンと木ってあまり結びつかない気がしませんか…?
バームクウヘンを木に見立てたとは思えません。
どういうことかというと、バームクウヘンの断面に由来がが隠されていました。
バームクウヘンはドーナツのような形をしていますが、適当なところで切ってみると、断片がまるで木の切り株のようです。
この模様が木の年輪をイメージさせることからも、バームクーヘンと呼ばれるようになりました。
木の年輪には縁起の良い言葉があり、「幸せを重ねていく」という意味が込められています。
すなわち「幸福」のシンボルでもあるのです!
日本では、年輪のように幸せを積み重ねていくという意味に解釈されることもあります。
ということでまとめると、バームクウヘンという名前の由来は、年輪が木に見えることからきています。
そしてそこにはたくさん幸せになれるように…!という素敵な願いが込められているのです。
バームクウヘンが誕生したドイツでは、バームクウヘンを「森の妖精が作ったお菓子」とも言われており、幸せを運んでくるお菓子と信じられています。
このような縁起の良い意味が込められていると考えると、バームクウヘンをより一層おいしく食べられそうですよね!
縁起の良い意味合いなので、パーティーやお祝いなどイベントの時に出されることもありますし、大事な人への贈り物としても選ばれます。
バームクウヘンの歴史はドイツから!日本にはユーハイム氏が広島から伝えた
バームクウヘンの発祥の地はドイツです。
いつ頃誕生したかというと、紀元前まで遡り、歴史は古いです。
バームクウヘンが日本に伝わったのは1919年のことで、この時期日本で催された物産展で、ユーハイム氏がバームクーヘンを販売したことがきっかけでした。
この物産展は「広島物産陳列会館」と呼ばれるもので、現在の原爆ドームで開催されました。
日本は広島からバームクウヘンが広まっていったということですね!
ユーハイム氏が広島物産陳列会館でバームクーヘンを販売してから、日本でも「ドイツ生まれのオシャレなお菓子」として愛されるようになっていったのです。
ユーハイム氏はその後、製菓ユーハイム社を創設し2010年には1919年に初めてバームクーヘンが日本に来た日の3月4日、「バームクウヘンの日」と制定しています。
バームクウヘンは1980年に大量生産されるようになり、日本に持ち込まれた当時の味から大きく変化しました。
一時期は消費量が減ったこともありましたが、1990年に入ってから人気が回復してきます。
そして現在では、バームクウヘンの専門店も日本に増えるなど、本場ドイツ以上に日本でポピュラーになっています。
大きさもさまざまなものが売られるようになり、一人用の手軽なおやつとしてのバームクウヘンもありますし、みんなで切り分けて楽しめる大きめのサイズのものもあります。ご家庭へのお土産や、大事な人へのギフトとしても喜ばれるでしょう。
バームクウヘンの意味
バームクウヘンは、バターや卵、砂糖、コーンスターチ、小麦粉を混ぜて作った生地を心棒に薄く塗り、回転させながら焼くというプロセスを繰り返し、層状に作ったものを指します。
お祝いの席にもぴったりなバームクウヘン。甘くて親しみやすい味と、しっとりしていて柔らかい口当たりで、子供から年配の人まで幅広く愛されています。
そんなバームクウヘンの意味は、「木のケーキ」で、縁起の良い意味が込められています。
バームクウヘンの切り口を木の年輪に見立てて、長寿と繁栄の象徴かのような年輪のように「いつまでも途切れることなく、幸せに年月を重ねられますように…。」という素敵な結婚式で、2人の永遠の幸せを願うためにバームクウヘンが登場することもあります。
ドイツでは19世紀頃から、結婚式などのおめでたい席で食べられていたのです。
バウムクーヘンの語源は?
バームクウヘンは、ドイツ語「Baumkuchen」からの外来語です。
「Baumkuchen」の「baum」は「木」、「kuchen」は「菓子」の意味で、バームクウヘンを輪切りにしてみると木の年輪のような模様になることにちなんで、木のケーキとされています。
フルーツ、チョコレート、抹茶、コーヒー味など種類もさまざま
バームクウヘンを食べると甘くておいしいですよね。卵やバターで香ばしい風味を出し、蜂蜜や砂糖で甘みを出すバウムクーヘンが基本ですが、現在ではさまざまな材料を使って味に変化を出しているバウムクーヘンも多いです。
例えばチョコレートで甘さを出すことや、抹茶や紅茶、コーヒーを使ってアクセントをつけていることもあります。
その他にもレモンやバナナ味、イチゴ味などフルーツ味のバウムクーヘンも登場しており、アレンジの幅が広がっています。
さまざまな食材と相性がいいことも、バームクウヘンの魅力ですね。